胎嚢が小さいことを気にしつつ、奇跡を願った数週間。
妊娠週数は、ついに7週に入ろうとしていました。
運命の診断
6w5dに産婦人科へ。
信じる気持ち半分、覚悟が半分。
問診では、看護師さんは過去のエコー写真を見るなり「あー。。」と。
既に結果が見えてるようでした。
エコー
パット見て、やっぱり赤ちゃんは居ないことが私立にもわかりました。
真っ暗な胎嚢。からっぽの胎嚢。
泣かないつもりが、やっぱり泣いてしまうものでした。
この日は先生も、丁寧に、エコーで嚢の中を調べてくれました。
二回ゆっくり調べて、三回目は私に説明しながら。
「ここが嚢の始まり。ここから始まって、ここが一番大きな部分。で、ここが嚢の最後なんだけど、赤ちゃんはいませんね。おはなししましょうね。」
医師と手術決定まで
からっぽのエコー写真が机に置かれていた。
医師が説明する。副院長だった。
「通常だと、妊娠7週には赤ちゃんが確認されるはずなんです。
例え赤ちゃんが見えないにしても、卵黄嚢という、卵の黄身みたいなものが写るはずです。
そでも、それが見えないと言うことは、これ以上赤ちゃんは育たないという診断になります。
そうなれば、自然に嚢が出てくるのを待つか、手術で子宮内をキレイにするかになります。
もちろん、あなたがもう少し待ちたい、諦めきれないのなら、もう少し待っても構いませんが、恐らく、結果は同じだと思いますが、どうしますか?」
覚悟はしていた。
言われることもわかっていたけど、もう少し待っても良いと、医師が患者の気持ちを尊重してくれるのは驚いた。
以前、9週で、一度確認できてた心拍が見えなくなっていて、流産の診断がおりた時は、待ちたかった。
誤診だと信じたかった。
でも、今回は、何度も確認の上の診断。
人によってはもう少し待ったら心拍が確認できた例もあったけど、私は自分の勘と、医師の見解を信じて、手術することにした。
早く手術して、次に備えたかったから。
手術日程決定まで
「手術、お願いします。」
そう言うと、医師もなんだか安心したようだった。
というのも、2日後からはゴールデンウィークだったので、私としても、連休前に気持ちを切り替えたかった。
医師がスケジュールを確認する。
「明日空いてる?」と看護師に聞いている。
ゴールデンウィーク明けの手術とばかり思ってたけど、ゴールデンウィーク前に手術ならば、特に予定もなかったので、私にも好都合だった。
私も思わず「明日、一日空いてます!」と言い、明日に手術することになった。
手術の準備(検査
手術が決まると、手術の為の検査があるとかで、採血があった。
試験管で2本分だけだったので、すぐに済んだ。
お会計をして終了。
4500円だった。